5月哲学カフェ 「今だからこそ教育とは何か考えてみよう」

こんにちは。運営のハナイです。

今日は5月開催の第34回哲学カフェのお知らせをしようと思います。

 まず最初に哲学カフェの日程についてですが、5月は第一日曜日の7日開催です。いつもは第三日曜日に固定して開催しているのでそう覚えて頂いている方はご注意ください。

 そして今回のテーマですが「今だからこそ教育とは何か考えてみる」で開催します。

今年に入り、立て続けに教育や子どもに関わる社会的に重大な出来事が数多く起こり、また取り沙汰されています。

 文科省役人の大学教員への天下り、塚本幼稚園の思想教育、ワンズマザー保育園の虐待、道徳教科書上のパン屋修正、LGBT教育は保護者の理解を得られない、新しく始まる道徳の成績評価などなど(各詳細は検索してみてください)。

 

これらの是非については僕にはまだわかりませんし、労働や経済、政治など様々な視点から考えられる事柄でもありますが、それでも僕は根底にあるのは子どもを取り巻く教育とは何か?教育とはどうあるべきか?という問いにつながっていると思っています。
今だからこそ教育について改めて考え直してみる意味があるんじゃないでしょうか。


ただ、なにも哲学カフェでこういった社会問題や政治を絡めて難しい専門的な教育論を交わそうということでもありません。

 

ここはあくまで哲学カフェです。

 

今だからこそ、ニュースや時の政治とはあえて少し距離を置いて、日常の言葉で、自分なりに考え、そもそも教育ってなんだろう?と自分なりの問題として問い直してみればいいんじゃないかと思ってます。そこで得た考えが正しいかどうか、すぐに役に立つかどうかにさしたる意味はないのかなと僕は思います。

でも、それでも、そこで自分なりに教育ってなんだろうと考えこんでみることで、考える前とは違った景色で社会の教育にまつわる出来事がよりいきいきと見えてくるんじゃないかと。

 

人文学は何の役に立つのか?といわれて久しいですが、
僕は時代の政治や経済、生産性、合理性などとは別の仕方で世界を捉え直しよく生きることに哲学のひとつの意義がひそんでいるんじゃないかなと感じています。

 

5月7日、2日前は「こどもの日」ですね。哲学カフェで様々な人と一緒に考えることを通してあなたの世界の教育を捉え直してみませんか?

 日程的に参加される方が集まりにくくなりそうなので良かったらシェアしていただけたら嬉しいです!

それでは。