今後のイベント構想紹介シリーズ〜「人文読書会(仮)編」

こんにちは。運営の花井です。
今日から福岡哲学カフェで今後新しく始めたいなあと思ってるイベント案について書いていきます。目的は告知と反響調査と運営協力してくれる人の募集です。以前から僕の中で普段やってる哲学カフェとは別にやりたいことがいくつかあったんですが、自分の都合もあってなかなか行動に移せませんでした。が、最近になって少し生活が落ち着いてきたので積極的に動いていきたいと思い立ったところです。

今日からいくつかのイベント案をブログで書いていきますが、読んでみて「それいいね!」とか「面白そう!」「運営に携わりたい」と思ったら是非ブログや各種SNSにコメントまたはホームページからメッセージください。実現に向けての強い後押しになります。

まず一つ目、今日紹介するのがタイトルにある通り

「人文読書会(仮)」です。 実現させたい度★★★★☆

・イベント概要
いわゆる読書会です。決められた課題本を読んで、当日その本を読んだ感想や気付いたことなどを話し合うイベントです。特徴としては広く人文系に関連する図書を扱う読書会にしようかなと考えています。

・開催理由
開催理由は現在福岡県内で広く人文系の図書を読み交わす趣旨の読書会がほとんどないように思うからです。哲学カフェ含めこれからあげる他のイベント案にも通じて言えますが、基本的に「福岡にないものを作る」ということが動機を占める割合は大きいです。既に巷に溢れているイベントをわざわざ自分が旗あげして始める必要をあまり感じませんし参加する側の人もそうかなと。シンプルに自分が欲しいと思ってるけど、福岡でやってる人がいない場合に、じゃあ作っちゃおうという感じです。

福岡県内には様々な読書会がありますが、その多くは参加者がそれぞれ持ち寄った好きな本を紹介し交流する紹介型の読書会で、残りの課題図書型の読書会でも多く扱われているものは小説や文学作品など文学に限られたものがほとんどです。広い意味で人文系の読書会といえば「天神ぷち読書会」さんと文フリ福岡有志の方が開催されている「現代思想読書会」くらいでしょうか。もちろんうちうちで書評会などを開いている方々も県内にはたくさんいらっしゃるでしょうが、少なくともネットやSNSで検索して簡単に見つかり誰でも参加ができるようなオープンなものはほとんど開かれていないというのが現状だと思います。

最近でいえば東浩紀さんの「ゲンロン0」千葉雅也さんの「勉強の哲学」など巷を賑わわせている思想書が多くありますし、全国では既にそれら人気図書をテーマにした読書会がたくさん開催されています。そう考えると、きっと福岡でもそういう本について語り合う場を求めている人がたくさんいるはずなのに、それが出来る場が全くないというのは寂しいことだなと感じました。

・具体的な指針
基本的にはまだまだ未定です。これから読書会を協力して一緒に始めてくれる方を募り、メンバーで話し合いながら一から作り上げていくつもりです。

その上で現時点で自分が思っているのは、
課題図書は人文系から広く選書したいこと。上で「ゲンロン0」や「勉強の哲学」を挙げましたが、別に現代思想にこだわるつもりはないですし、歴史や心理学とか、詩集なんかでもいいと思います。また専門的なものじゃなく一応誰でも読める程度のものがいいかなと考えています。自虐抜きに僕自身本当に学がないので専門的な本はついていけないと思いますし。また趣旨については哲学カフェと同じように読みの正しさを競う討論の場ではなく、あくまでそれぞれの読み方を交わすことで読書体験やそこから得られる思索を豊かにすることで、ゆるやかな安心できる会にしたいと考えています。頻度としては毎月か隔月あたりで出来ればと考えています。

・今後の進展
読書会についてはある程度じっくり準備をしてから始めたいので、開催まで時間がかかると思います。今は読書会設立に向け、告知をしながら協力してくれる人を募っています。そして時期がくれば「読書会についての座談会」というようなイベントを開きそこで福岡県内の読書会文化や参加者が望む理想の読書会を語り合い、情報収集、参考にしたいと考えています。その上で運営メンバーと今後立ち上げる読書会の指針について具体的に話し合いを始めていく予定です。ここまでが夏くらいまで目処ですかね?

以上が新イベント読書会についての構想紹介でした!
次回は「福岡みんなの自主ゼミ(仮)」について書きたいと思います。
お楽しみに。